【ざっくり読書シリーズ】村上春樹作、アフターダーク
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村上春樹作、アフターダーク
2000年代に書かれた村上春樹氏の作品のなかでは、比較的新しいものですかね。
これまでの作品(全て見たわけではないけど)のような昭和末期、平成初期頃の世界観とは違い、携帯電話、深夜のファミリーレストランなど90年代後半、ミレニアムな雰囲気がある世界観になっています。
特徴は首都にある繁華街のある日の夜中に全てのスポットを当てた内容になっていて、作中の見出しには時計が描かれており、ストーリーが進むごとに時刻も進行していくようになっています。
長編オムニバス作品とでも言おうか
ストーリーはある姉妹の少女を軸に展開していきますが、登場人物にそれぞれスポットライトが当たるようになっていて、長編小説なのですがオムニバス作品を読んでいるようにも思えます。同一の世界(フィールド)でそれぞれのストーリーを1つのストーリーの中で描いてる感じ。笑
→分かりづらいですね。笑
なので、主要な人物には名前が当てられています。
展開されたストーリーを回収していくというわけではなく、壮大なストーリーの1スポットに焦点を当てただけって感じの内容です。
なので読み終わる頃にはあれ?これで終わり?ってなったことはここだけの秘密です。笑
それでも首都圏の深夜の異質さとダークな雰囲気と人間味のある登場人物が入り乱れた感じが堪らない作品でした。
今回は以上です。
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