犬は犬小屋でゴロゴロ

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怖い話、不思議体験を語ります! 山道にある沿岸沿いのトンネルの話。

 
 
霊感全くないけど不思議なもの好きなブログ犬です。
 
生活している時に不思議な体験はしたことありませんか?
 
ふと道を歩いていると、なにか違和感をかんじたり。
家の中でくつろいでると、妙な視線を感じたり(怖ーい)。
もしかしたら、しっかりと幽霊的なものを見る方もいらっしゃるかもしれません。
 
今回は実際に体験したトンネルに関する不思議な出来事を紹介したいと思います。
 

山道にある歩道用トンネルにて

 

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高校3年生最期の夏休みということで、遠出しようということになり、仲良かった3人と仙台まで自転車で行くことになりました。
 
東京に住んでいたので、東京から仙台まで行く計画です。
結構、遠かったですね。途中何度も挫折しかけましたし。
 
実際にかかった日数は2日半、走行距離は約400キロくらいだったと思います。
(大体300〜350キロくらいだと書かれてますが、下道で走っていたのでこのくらいは走行したと思います)
 
当時はロードバイクやシティバイクは普及してなかったので、ママチャリ(前にカゴがついてる自転車)です。
 
水戸街道をずーーーっと走るルートで向かいました。
茨城県を超えて、北茨城から福島に入る辺りから山道が多くなって来ました。
 
海岸沿いの山道ということもあり、向かって右手には海の崖、左手に山という中で自転車なので車両を1列になって走行していました。
 
すると短いトンネルが見えてきました。
そのトンネルは車道用の横に歩道用のトンネルがあり、歩行者は歩道用の小さいトンネルを通って抜けていくようになっていました。
 
そのトンネルは感覚は短いのですが、いくつもあります。
時刻は夕方から夜になるくらいの時間。少し暗くなってきていたこともあり、私たちは歩行者のトンネルではなく、車道の大きいトンネルを通ってました。
 
2つか3つほどトンネルを抜けたあとに次のトンネルに出くわしました。
 
いつも通りに車道を通ろうとしていたのですが、ふと私は「歩道を行こうか」と話しました。
 
国道なので、山道とはいえ長距離トラックなどが多く通ります。
自転車で歩道を通るのは少し怖かったのです。
 
歩道用トンネルの入り口を覗くと狭く暗い道が広がっています。自転車で入ると向こう側から来た時に避けられないと思うくらい狭いので、少しためらいました。
幸い短いトンネルだったので向こう出口の光は見えました。
 
その時にタイミングよく車が途切れたので、結局そのまま車道を進むことになりました。
 
私は3列の真ん中にいたのですがトンネルを抜けた後、ふと後ろを走っていた友人を確認するために振り向くと、
 
本来、歩道用のトンネル出口があるはずの場所が
 
岩で塞がれていたのです。
 
「!!!」
思わずびっくりして声を出すと後ろにいたに友人もそれに気づき振り向きました。
 
「え!?なんで出口ないの?!」
 
2人で自転車を止めて確認しました。
岩で塞がれているというより、元々無かったかのように岩の壁がそこにあります。
 
怖くなった私と友人はその場所に近寄ることもせず、一目散に山道を進んでいきました。
 
結局、先頭の1人はそのまま進んでいってしまっていたので確認してなかったのですが、後で合流した時に見た状況を整理してみました。
 
・トンネルの入り口は確かにあった。
・出口が無かったのはあのトンネルだけ。
・入り口の前までいた時に向こうに出口の明かりが見えていた。
 
不思議なのは入り口の前へ行った時に向こうの明かりが確認できたことでした。まだ夕方で日は沈んでませんでした。
ですが後ろ側には出口はなかった。。
 
後は、あのトンネルの前でなぜか歩行用の道を行こうとふと思ったことも今思えば不思議です。
 
確かに車が多くて危ないなと思っていたのですが、それまでそんなこと思わなかったのにその時はふと思い立ったのです。
 
まるでなにかに導かれていたかのように。。
 
あの時、歩行者用トンネルを通ったらどこに出ていたのでしょうか。。
 
いかがでしたか?
トンネルは見た目から得体の知れない雰囲気があって怖いですよね。
皆さんも、山奥のトンネルに行くことがありましたらくれぐれも気をつけてください。
 
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。