めぞん一刻から学ぶ、昔の仕事論と恋愛模様
どうも、さんらいずです。ツイッターもやってます。
めぞん一刻って漫画を知っていますか?
今から40年前に連載を開始した漫画家の高橋留美子先生のラブコメ漫画です。
その人気から名作と評されるほどのラブコメ漫画の金字塔と言われています。
2020年の秋には、学問や芸術で功績を残した方々に日本政府から送られる「紫綬褒章(しじゅほうしょう)」を高橋留美子先生が受賞したのも記録に新しいですよね。
★参考記事はこちら
昔の古き良き時代の生活模様
めぞん一刻は、ラブコメ要素が強い作品ですが、同時に80年代の生活風景を垣間見れる作品です。
実際は着色されてることもありますがスマホやネットが普及している現在にみてみるとなんか新鮮な気持ちになれるんです。
それでは、内容を見ていきます。
(注意:ここからネタバレを含みます。)
40年前の仕事論が描かれてる
作中の主人公「五代くん」は、めぞん一刻の始まりとともに歳を重ねて成長していきます。
連載開始は浪人生だったのが終盤では社会人になってますけど、その中でもとにか苦労を背負い込む青年として描かれています。
浪人して、
勘違いで部屋を追い出され、
就活は決まらず、
やっと決まった内定も会社が倒産して、
などなど、基本的に人の苦労を背負ってしまうんで自分が不幸になっていくタイプなんです。
そこを応援したくなるんですけどね。
この作品が描かれた1980年代は、バブルの真っ最中です。企業の雇用募集も多く、正社員の就職が一般的でした。
近年では非正社員の割合が40%を超えていると話題になりましたが、この当時の非正社員の割合は17%前後と珍しかった。
なので、一般的にましては大学を卒業したらそのまま新卒でみんな就職していくのが普通の世の中だったんですね。
恋愛漫画としても不朽の名作
ラブコメ要素が多い本作ですが、後半は恋愛要素が加速していきます。
その内容は普及の名作といってに過言ではなりません。携帯もネットもない時代、相手に心情を探ることは結構大変で、すれ違いの日々が続いたりします。
今なら、スマホがあるのでどこにいても連絡取り合えて心配ならラインとかで心境を伝えることもできますが、この時代は、固定電話。
直接聞くにも相手と会うのが基本のスタイルですし、時間が経つとすれ違いも大きくなる。
そんな少し甘酸っぱい恋愛模様をしっかりと描いてるんです。
心にグッとくる名シーンの数々
めぞん一刻は名場面というもの多くでてきます。
ここでは深く語りませんが、心がグッとくる場面や、青春の1ページを思い出すようなシーンもちょくちょくあるのが、この漫画の見どころなんですね。
中でも個人的に最高に心にグッときたシーンは、
一刻館の管理人で、未亡人で、五代くんの憧れの人である響子さんが物語終盤に五代くんに向かって言うあるセリフ。
これ詳細をいうとネタバレになるのでここでは詳しく書きませんが思わず号泣しちゃいました。
いつか別サイトで漫画デビュー記事書く時にでも書こうかと思います。
今回はこんな感じです。
よかったら、めぞん一刻も見てみてくださいね。